 |
|||||||||||
緑内障の検査緑内障の検査には、いくつかの方法を組み合わせて判断することになります。1度障害を受けた視神経は治療によって元に戻ることはないので、緑内障は検査によって早期発見することが重要です。緑内障検査の方法は以下の方法を使って、様々な角度から検討します。 問診眼痛や充血、目の異常として思い当たるものがないかを患者さんに尋ねます。視野がおかしいと感じる場合や、気になることがある場合には事前に整理しておくとよいでしょう。視野検査視野の欠損の有無や範囲を調べます。緑内障の進行の程度を判定するために重要な方法です。眼圧検査眼圧を測定するためには、目の表面に測定器具を当てる方法と、目の表面に空気を当てる方法があります。眼圧の上昇は緑内障の原因になりますので、重要な役割を果たします。眼底検査視神経の障害の程度を判定するために、視神経乳頭（視神経の眼球の出口の部分）の状態を観察します。健康診断では視神経乳頭陥凹拡大と判定されることがあります。隅角検査専用のコンタクトレンズを用いて、房水の排出口である隅角の状態を調べます。視力検査 近視や遠視など、視力の状態を調べます。細隙灯顕微鏡検査 結膜や角膜、水晶体の状態を調べます。眼科に行けば、上記のような方法で緑内障であるかどうか、もし発症しているなら、どの程度進行しているかといったことを見極めます。定期的に眼科で調べてもらっておけば安心なのですが、そうではない場合、視野が欠けても、もう一方の目で欠損した部分の視野を補ってしまうため､自覚が遅れることがあります。そのため、自分で視野を確認する方法を紹介しておきます。 この方法は東京医大眼科の白土城照先生が考案した方法です。まずはテレビの画面中央に1cm程度の白い紙を貼り付けましょう。続いて、チャンネルを変えて、画面が砂嵐のものを選んでください。画面から20〜30cmの距離から両目で画面中央の紙を何秒か見たら、画面全体が同じように見えているかどうかを確認します。そして片方の目を手で隠して、中央の紙を見つめた後、画面の明るさが不均等であると、視野に異常がある可能性があります。 もちろん、自己診断は絶対的な基準にはなりませんから、過信は禁物です。あくまで参考程度に考えてください。年齢が高まってくるにつれて発症の可能性が高まっていきますので、定期的に緑内障の検査を受ける必要性は高まります。早期に治療を行うには、まずは症状を発見することが不可欠です。目の健康を盲目的に信じきらないで、年齢と共に目は緑内障や白内障など､様々な眼病のリスクにさらされることになることを前提として考えておくようにしましょう。視野が狭くなったと感じたり、物の見え方が違ってきたと感じるようなら、すぐに眼科に行ってください。 1日たったの13分でみるみるよくなる視力アップ法〜自宅トレーニングセット・メールサポート付〜 |
|
||||||||||
Copyright (C)2007 緑内障克復のために All Rights Reserved. |
|||||||||||